エンサポってどんな会社?

 

エンサポは、保育士の就業支援を通じて
「女性を支援するという
最高に素晴らしいミッション」

達成していく会社です。

エンパワー・サポート(株) 代表取締役
高井 佑讃史(たかい しんじ)

「明日から一体どうやって
飯食ったらいいんですか!?」

仕事先の無くなった派遣社員の皆から次々に怒号が飛び交った。

2008年のリーマンショックで、経営状況の悪化したクライアント会社から次々に派遣の契約を切られていき、所属する人たちに仕事を提供する事もできなくなってしまっていたのです。

なんとかして彼らに仕事を提供しようと取引先をかけずりまわりました。しかし、「こんな景気悪いのに、派遣なんて誰が雇うんですか!?」と門前払い…。

やがて所属している派遣社員は次々に離れていきました。社員も次々に辞めていき、会社が無くなる恐怖ばかりが頭の中を支配していました…。

今から9年前…

僕が大学卒業後、友人と始めた人材派遣会社は、色んなジャンルの派遣に手を伸ばし、ピーク時には営業6〜7人と事務員も雇い、富山県にも支店を出すまでに成長し、拡大路線を辿っていました。

自分の会社を知り合いに
とても紹介できないような
イケてない会社だった

しかし、内部はそれほどうまくいっているわけではありませんでした。

それもそのはず僕自身、人を「商品」のように考えていたからです。取引先から派遣依頼があれば、なんでも受けて、登録している派遣社員の気持ちや、派遣先での仕事内容がその人に合うか?など一切考えることもせずに、

「仕事空いてるけどどうします?行くの?行かないの?」

というように、彼らのことを「機械的」に扱っていました。

当然、派遣社員は慣れない仕事をさせられる訳ですから、取引先からはクレームが多く、自分の会社なのにとてもじゃないけど、知り合いに自分の会社を勧める事なんてできない…。そんな状態でした。

社内の雰囲気も最悪で、「売上を上げる奴が一番偉いんだ!」という協調性もない、ギスギスした雰囲気でした。

リーマンショックがきっかけで、
どん底に落ちて行った…

そんな時に起こったのが2008年のリーマンショックでした。これによって、問題が一気にたくさん出はじめて、会社はどん底に落ちて行きました。

業績の低迷し始めたクライント先から毎日のように「派遣の契約期間を終了したい。縮めて欲しい」といった電話が鳴り響くようになったのです。

「いやいや、契約期間はあと3ヶ月残ってます!それは守ってもらわないと…」

なんとか粘ってみるものの、期間満了を迎えると、あっさり契約を切られてしまい、どんどん派遣先が無くなっていきました。

仕事を失い次々に帰ってくる派遣社員たち…。

なんとか他のクライアント先に回そうにも、彼らにとっては全く未経験の業界ばかり。とても仕事を回せるような状況ではありませんでした。

俺らの仕事はどうなるんですか!?
明日からどうやって
食って行けばいいっていうんですか!?

皆からの怒号に「すまん!今一生懸命に探してるから!」と頭を下げて謝り、なんとか受け入れてくれる派遣先をかけずり回って探しました。

でも、「こんな景気の悪い時に、誰が派遣なんて使うか!」と門前払いを食らい続け、派遣社員たちはどんどん離れていきました。

会社は赤字を垂れ流し、やがてキャッシュがきつくなりはじめました。銀行に融資をお願いしたものの、支店長からは赤字ばかりの書類を突きつけられ、

「社長、赤字を止めないと
おたくの会社つぶれますよ?」
「どーやって止めんの?
 あなた社長でしょ?」

机に置かれた損益計算書に人差し指をトントンしながらされた質問に答えることもできず、ただただ悔しさと申し訳なさで落ち込みました。結果融資は受けられて今がありますが、この時感じた無力さは忘れることができません。

「この業界、この会社に未来はない」
と続々と人が離れていきました…

そんな状況に、社員の不安も膨らみ続けていて、次々に退職届が出されていきました。
クライアントは離れ、派遣社員には派遣先の仕事を与えられず、一緒に働いていた仲間に未来を見せてやる事が出来ない。

社会にとって
全く価値のない会社だった

こんなにも社会から簡単に必要ないと言われてしまうのは、自分達が、何も社会に対して価値提供ができていなかったからだとようやく気付かされたのです。

それからは毎日、会社がなくなる恐怖と戦い、どうやって存続して行けばいいのか?自問自答する日々でした、

どうすれば、社会にとって
価値をもたらせる存在に
なれるのだろうか?と…

そんな時、ふとある事に気がつきました。僕らのところに仕事を探しにやってくる人に「子どもが小さくて、なかなか仕事を受け入れてくれる場所がない」という女性が多いという事でした。ところが、

そういった女性を派遣先に依頼しようと思っても、クライアントからは、「すぐに休まれたら困る」といって受け入れてもらえませんでした。

「なんで子どもが小さかったら仕事ができないんだろう?本人は元気で仕事したいって言っているのに?」

僕はここにすごく違和感を覚えました。そして同時に母親のある言葉を思い出したのです。

女性は沢山の選択肢を
犠牲にしてしまっているのでは?

僕の母親は、僕にたくさんの愛情を注いでくれました。そのおかげで全く不憫な思いもする事なく健やかに育つ事が出来ました。そんな母親がある時、疲れた顔をしながら、

「私、子育てしかしてこなかったわ」

と言ったのです。僕はショックでした。母親の人生でいろんな選択肢があったはずなのに、
自分が彼女の可能性を狭めていたんじゃないかと…。

それがきっかけで女性が育児をしながらでも、「イキイキ仕事をする」という選択肢があってもいいんじゃないか?ここを会社として支援する事は出来ないだろうか?と考えはじました。こういった女性を支援する事できっと社会に貢献できるんじゃないか?と。

実際、当時そういったサポートをしている会社はほとんどなく、困っている人がたくさんいたのです。

女性を支援するために
これからはやっていく

どうすれば、そんな女性を支援できるのか?を考えていた時に、ある保育園から声をかけてもらったのです。保育士が産休に入ってしまい、人手が足りない…。誰かいたら派遣してほしいというものでした。

もし、保育士を1人派遣できれば
9人を幸せにできる

保育士を派遣する。これなら社会に大きなインパクトを価値を提供することができるんじゃないか?直感的に思ったのです。

というのも、保育園は保育士1人がいる事で0歳児を3人預かることが出来ます。当然その子達には両親がいます。0歳児だけでなく、その両親も合わせれば1人の保育士を派遣するだけで、九人の人を幸せにできるのです。

同時に子どもがいても働きたいという願いを持つ女性に、保育士として働ける場所を提供することもできる、それは自分たちのやってきた事業モデルを活かせば実現することができる、と。

実際に多くの保育園で、保育士さんの産休、結婚されてからの退職、パートナーの転勤で退職するなどで保育士が不足してしまう。そういった問題を抱えているところがたくさんあったのです。

このエンパワー・サポートの方向性、やるべきことが明確になった瞬間でした。

それからはもうひたすら、これだけに集中して、これなら社会に価値を届けられると、僕達が存在する意味があると信じてやってきました。

そしてなんとか今、ここまでやってくる事ができたのです。

保育士という素晴らしい仕事と
子育てしながらでも働きたい
女性との架け橋に

今では僕も保育士の資格を取るくらい、その仕事の素晴らしさを実感しています。

お母さんとお父さんの変わりになり、成長をサポートできて毎日少しずつ成長していく子どもたちを見守る事が出来て、逆に自分たちが沢山のことを教えてもらえたり…。中には、お母さんよりも、先に子どもが歩く姿を見る事ができたり…。

そんなお金で買える事できないやりがいをもった仕事と、子どもが小さくても働きたい。そんな女性との橋渡しになれている事を本当に誇らしく思っています。

もちろん、まだまだ課題が大きいのも現状です。

今まで登録してくれていた女性から聞いた悩み、辛さ、なんで仕事が見つからないんだろう…。と涙を流している女性に力になれなかったこと。本当にまだまだ頑張りが足らないと思っています。まだ僕らの力では社会を変えるなんて、だいそれたことはいえませんが…。

いきいきと女性が活躍できる社会の実現を

子育て支援で応援する会社の代表になれるように

女性がいきいきと活躍するために子育て支援は欠かせません。

そして保育園や認定こども園、幼稚園は、子育て支援になくてはならない存在です。私たちはその保育園を人で支えることで間接的ではありますが、子育て支援をしています。またそこで働く保育士も女性の多い職場です。その保育士も下支えすることができればこんなにうれしいことはありません。

9年前、銀行の融資担者の支店長の、あの厳しい言葉がなければ、あの保育園との出会い、あの1人の保育士さんの協力がなければ、今のエンパワー・サポートはなかったでしょう。

あの時一緒に僕と働いてくれていた人達には、申し訳無い気持ちで一杯です。彼らの力を生かしてやる事ができず、不幸な思いばかりさせてしまい、何も与える事ができず、僕は貰うものしかありませんでした。

彼らに貰ったもの、それを今度は、女性を応援する事で社会に価値として返せるように頑張っていきたいと思います。

そして家族や友人に勧めたくなるあたたかく、優しい、社会になくてはならい存在になれれば良いと思っています。

P.S

いろんなハンディキャップを抱える女性はもっともっとエコひいこきされるべきです!

エンパワー・サポートのロゴであるリンゴの花言葉は「最も美しい女性」。そんな女性をこれからも応援できる会社であり続けていきます。