- 保育の学校
石川県初 保育士のための勉強会開催!
石川県初エンパワー・サポート「保育士のための勉強会」初開催報告です!
定員5名で小さく始めようと思ったらあっという間に定員に達したので、
枠を多くして20名に増やしたのですが最終は25名の参加となりました!
なんでいきなり勉強会始めたの?と不思議に思われる方もおられると思いますので、
少し解説をします。
理由①エンサポ保育士さんの声がとっても多かった。
勤務が始まった保育士の方から業務についての質問や、知識不足からくる不安があり
相談を受けておりましたがなかなか手が回らず実現に至りませんでした。
理由②派遣会社のキャリアアップ支援(研修)が義務化された。
27年9月施行の派遣法の改正で、派遣労働者のキャリア形成を念頭に置いた段階的かつ
体系的な教育訓練の実施計画を定めていること。とありキャリアアップの支援が
義務化されました。
上記は弊社でも法改正後対応していました。社会福祉協議会との提携し受講をしていました。
ただ明日から実践に生かせるとなるともう少し噛み砕いたりポイント整理して
お伝えする必要があるなと感じていました。
そこでようやく社内の体制も整い、お悩みに対応するべく学びの場を作る事になりました。
エンサポ勉強会のこだわりポイントは
①明日からすぐに活用できる保育の知識や実務を学ぶ。
②最前線で活躍されている先生から直接学べる。
③実際の保育園で受講ができる。の3点です。
このこだわりを踏まえ実現した初開催の会場は、
白山市に新しくできた小陽羽里(こひばり)こども園さんです。
今回は現場で現役としてご活躍の園長 山本真里子先生と、
主任 松下真知子先生に直接ご指導頂きました!
人間的にも保育者としても素晴らしいし大好きな先生方です。
急なオファーだったにもかかわらず二つ返事でご了解頂き、
保育士からもリクエストの多い以下の3つをご指導頂きました。
◆お帳面、日誌の書き方
◆手遊びやわらべ歌、明日から使える保育実践
◆乳児の成長発達と関わり方
いよいよ勉強会開始。
まずは自己紹介でリラックスした雰囲気でスタートしました。
お帳面、日誌の書き方
保育士が勤務するとまず出会うのが書き物と呼ばれるお帳面や日誌、 実際のお帳面に書かれた内容を見ながら、松下主任からご指導頂きました。
子どものその日の様子に保育士の思いを添えて書く
松下主任の日頃書くときに気をつけておられることを惜しみなくご指導頂きました。
参加保育士からは
「日頃これでいいのかなと思っていたお帳面、とても参考になり
明日からペンが進みます!」や「具体的な実例をもとにご指導頂き
たくさんのヒントがあった!」など感想を頂きました。
手遊びやわらべ歌、明日から使える保育実践
お部屋を移してわらべ歌の実践をしました。
皆で輪になって当日来ていた園児にもゲスト参加頂きました。
実際の園児は難しいのでとたくさんのお人形を赤ちゃんに見立てて実施しました。
体を動かしみんなで歌う感じがとても楽しかったようで皆さん終始笑顔でした。
「月曜日に子どもたちにやってあげたくなりました(^^)」や
「今の保育にプラスして子どもたちと楽しんでいけたらと楽しみです。」等
すぐに子どもたちと実践したいと参加者がお話されているのが印象的でした。
最後に乳児の成長発達について山本園長にご指導頂きました。
社会情勢の変化から保育指針の改正ポイントを
ご説明頂き乳児の成長や発達をレクチャーいただいた後、
お子さんの動画を見ながらたくさんの視点を持って子どもを観察することをご指導頂きました。
参加者からは
「子どもの事を第一に想って発達に沿った対応、環境、心掛けが必要と思いました。」や
「園長や主任のお話から子どもたちへの愛情が一番に伝わってきました。」また
「子どもが主役の保育を念頭に置き今日の研修を役立てていきたいと思います。」などの
感想が出ていました。
園内を見学
研修終了後に園内を皆さんで見学しました。
なかなか自分の子どもがいないと来られない場所なので
皆さん見学をとっても楽しんでおられました。
空は曇っていますが(笑)、新しい園舎はとってもきれいで
お庭は遊具を置かず自然のものだけで作られています。
大きな築山が印象的です。小川の流れがとても癒されました!
先生たちの具体的で明日から使えるご指導と
「子どもを主語にして保育をしよう」という子どもを大切にする姿勢から
参加された保育士はたくさんの学びがあったようです。
「自分の子どもが生まれたらこの園に入れてください」と
予約される保育士の方もおられました(笑)
最後になりますが、現場の最前線の先生の話は、とっても現実的で実践的、
まさに明日から使える保育の内容ばかりでした。
ご参加頂いた皆様、ご指導頂いた山本園長、松下主任
ご多忙の中本当にありがとうございました!