- ちょこっとほいく物語
#1 たった一人の承認
思い返せば3年前、5年かかって取得した資格を活かし
おっちゃん保育士タカイはこの頃に
初めて現場で保育士としてデビューしていました。
悲しいくらい役に立てず
めがねの男性は人見知りされるという
謎の都市伝説を信じてしまうくらい
子どもがなつきませんでした( ;∀;)
現場に入るこれまでもたくさんの
働く保育者の色々な声を聞いてきていたのですが、
現場に入る事でぼんやりと構想していたものの
輪郭が出来てきたのを思いだします。
私が聞いてきた現場の声の多くは、
保育者の就業環境に関係するものが多く、
それが理由で働く保育者のゆとりがなくなっている状況でした。
直感的に弊社の事業である
人材派遣ではない新しい仕組みが
必要になると感じていた私は、
当時お世話になっていた
川邊園長にそのプランや思いをプレゼンしました。
結構な熱量でつばも飛ばしまくっていたと思います(笑)
それを聞いた先生が一言
「高井さん、それ形にできたら面白いね!」
そして
「もしできたらうちの園を
モデルにして実験してもらえば良いよ」
と言って下さったんです(T_T)
いけるかもしれん。
サンプル1人で
ここまでテンション上げてしまう自分の単純さが
笑ってしまうのですがこのたった一人の
承認(良いね)から全てが始まりました。
鼻息荒かったのですが、
今までいけるという自分本位の
アクションでたくさん失敗してきたので、
その他の園、そして肝心の保育者が
どう思うのかそれは実際に聞いてみないといけない。
そして頭を冷やす様に
利害関係者になる皆さんの
声を聞き始める事となりました。
#2に続く。