- ちょこっとほいく物語
#3 保育者は休めない
休めない理由
これがあったら頑張れるもの「お金と休み」お金は私たちだけでコントロールできないので
休みに絞って仕組みを考えることにしました。
諸々理由はありますが、3つに絞ってお伝えします。
愛着関係がこの時期大切なので
できる限り同一の人と関係作りが必要になるため休みづらいです。
この年齢は複数の保育士で担当しているのですが、
1人休んでしまうと他の人が担当児のケアーを
することになり周囲に迷惑をかけてしまいます。
②IT環境の整備と活用が不十分
園により結構差が出てきています。
園児の成長発達や連絡帳の記録をPCで入力するのですが、
クラスに1台とかのPC配置だったりします。
園児情報など情報を一元管理するシステムの
導入率もまだまだ低く手書きの園もあります。
PCの操作に不安を持つ保育者が意外に多いことも
拍車をかけているように感じます。
自分の休みを犠牲にしてでも園児を支えるのが福祉。園児が寝てる間に書き物業務を済ませる。
終わらないものは持ち帰ってやってくる。
義務化された有給休暇の消化もままならない。
休憩ってないのが当たり前で
逆に与えられても何したらよいかわからないし、
自分の居ない間に何か起きた時の責任を思うと
園児から離れられない。
園の伝統として育まれた休まない、
休めない文化はその園だけでなく業界慣習として
広く残っていたりします。
改めて文字にすると慣習が一番重そう(;´∀`)
この3つの課題の最大公約数を
この仕組みでカバーできるのか。
課題山積ふらつくぜ(^-^;
#4へ続く